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Posted by あしたさぬき.JP at

2021年06月04日

うつとか統合失調症とかしんどいね 

随分久しぶりにこのブログに立ち寄りました。
おおかた2年半ぐらい見てなかったようです。

毎日、ジェットコースターのような日々を送っております。
子供が、メンタルクリニックや精神科につながりを持つようになって、四捨五入すると10年になろうかと。
その間、警察のお世話にもなったこともあるし、家のあれこれが破壊されたこともあったり、山あり谷ありなほんとジェットコースターの毎日で、よく、心臓が持っていると我ながら感心するときも多々で、解決策を誰かが提示してくれるわけもなく、家族で、何とか、やっております。

なぜ、このブログを開こうかとおもったのかというと、大坂なおみ選手の わたしはうつ という記事を見て。
私はうつ と宣言してから、メディアのとらえ方が、批判的でなくなってきたように感じたから。
みんなで支えていこう!みたいな。

うつと、統合失調症、また、発達障害とかいろいろあるけれど、それぞれの病名で、感じ方・とらえ方が違うのかしら?
統合失調症というと、犯罪にかかわるイメージ?うつというと、だれでもなりうる感じ?発達障害というと、どうなんだろう?
これらの感じ方って、たぶん、メディアに左右されているのだろうな、きっと。

子供は、いろいろ病名が変わって、今は、統合失調症。
病名が変わっても処方される薬はあまり変わらないかな?
いろいろ処方薬も変わったけれど、そのたびに、家族は、心臓バクバク!!
小学生の子らが、サインバルタとか、エビリファイなんて怖すぎる。だけど、薬に頼らなければならないのも事実。

今までの10年の時の中で、自分の中の考えも変わってきたかな?
はじめは、自分のせい、どうにかして治さなければ!と、手あたり次第、あちこちに、情報を求めたり、していたけれど、
年を重ねるごとに、体力も気力も降下、一日の終わりに、ああ今日も一日終わった、と思えることに幸せを感じようとしている。
病院も、本人の意思が一番、したくないときはしなくていいよ、と、無理には、あれこれは求めない。とにかく、服薬管理をしっかりとね。とだけ。落ち着いた日々は、周りの家族にとっては、安心する日々でもあるが、本人の生活の質を思うとどうなんだろう?

本人の見ている景色はどんな景色なんだろう?
本人のいる場所はどんな場所なんだろう?
薬を飲んでしんどいのかな?
幻聴がうるさいのかなあ?
過去のことが忘れられないのかなあ?
こんな風に、部屋からあまり出てこない子供を思いはせる事が出来るようになったのもこの10年という時間の積み重ねだろうと思う。
香川県内にもたくさんクリニックが出来て、予約もなかなか取れない現実。
それだけ、たくさん、しんどい人がいるということ。
なかなか、相談できるところもない、解決策もない、どうしようもない、一番どうしたらいいのかわからないのは本人かもしれないけれど、
本人のまわりの家族もまた同じ。
まだ、おおっぴらに、子どもが統合失調症で・・と世間話をする勇気がないし。

薬の不安、病院への不安、今の状況の不安、自分も試行錯誤な日々ですが、この記事に目を留めた、先行きの見えない方、メッセージでもコメントでも、話してみませんか?

  


Posted by ひよこ at 09:46Comments(0)

2019年03月08日

新しいADHD薬 ビバンセ

kakoさんのブログから、以下、すべて引用

kakoさんのブログ → https://ameblo.jp/momo-kako/entry-12444601813.html

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新しいADHD薬「ビバンセ」承認される


2019-03-05 17:37:44

テーマ:発達障害

 今ではもう、発達障害、とくにADHDに薬は「当然」の流れのようです。

 飲ませる? 飲ませない? そういう議論さえどこかに吹っ飛んだ感があります。

 Facebookでも発達障害のお子さんをもつお母さんたちが情報発信していますが、薬となると、「薬を飲んでる?」という話ではなく、「どの薬を飲んでいるの?」という話題がほとんど。

 インチュニブはどんな飲み心地だとか、副作用の眠気はどの程度だとか、コンサータは怖いけど、インチュニブは安心だとか、ストラテラは効果がなかったとか。インチュニブにしたけれど、改善なく、もともと飲んでいたコンサータに戻したとか、インチュニブは1㎎300円くらいなので、結構な額になるとか、うちの自治体では助成があって薬代は無料だとか、3割負担だとか……。

 ADHD傾向をもつお子さんの育児はたいへんでしょうから、薬で何とか症状が緩和するなら飲ませたい、そうしないと「普通」になれず、本人が自己否定に陥ってしまう(それは薬の副作用より怖いもの)。

 このブログでも薬についてこれまで何度も発信してきました。そして、薬の否定的な部分を書くと(否定的というより、副作用など医師がきちんと伝えない情報を書いているだけのことも多いのですが)、飲ませているお母さんからあれこれ批判を受けました。

 本も書きました。『発達障害の薬物療法を考える』。それが発達障害と言われる子どもたちへの安易な向精神薬処方に少しでもブレーキをかけてくれればと願ってのことですが、どうやらそういう方向には向かっていないらしい……。なんとも忸怩たるものがあります。



 現在、ADHDに使われている薬は、コンサータ、ストラテラ、インチュニブ、そして、今年の2月21日に、「ビバンセ」という薬が承認されたのをご存知でしょうか。




 ■NEWS 小児ADHD新薬「ビバンセ」承認へ、覚醒剤原料含有で厳重管理を義務づけ

塩野義製薬が申請した「ビバンセ」(一般名:リスデキサンフェタミンメシル酸塩)は、小児期における注意欠陥多動性障害(ADHD)に用いる中枢刺激薬。同薬には覚醒剤の原料になりうる成分が含まれているため、塩野義製薬と卸売販売業者に厳重な流通管理を義務づける。処方はADHDの診断・治療に精通した医師に限り、薬物依存にも対応できる医療機関・薬局においてのみ取り扱えるようにする。使用実態下における乱用・依存性の評価が行われるまでの間は、投与対象を類薬(メチルフェニデート)で効果不十分な場合に限定する。

 https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=11836



 コンサータもいわゆる覚せい剤ですが、こちらはもっと直接的に「覚せい剤」です。

 ビバンセ(リスデキサンフェタミンメシル)は、デキストロアンフェタミンのプロドラッグです。プロドラッグというのは、服用後、代謝作用を受けて活性代謝物へと変化し、薬効を示す医薬品のことを言います。つまり、この薬は体内に入ると(覚せい剤)になる薬ということです。

作用機序として、デキストロアンフェタミンはノルアドレナリンとドーパミンの再取り込みを阻害し、さらにその放出を促進する働きがあります。つまり、脳内がノルアドレナリンとドーパミンに満たされるということです。

当然、依存性があり、薬物依存へのリスクが高まります。



副作用についての研究を紹介しておきます。

Pub Med 2018年10月

Efficacy and safety of drugs for attention deficit hyperactivity disorder in children and adolescents: a network meta-analysis.  (小児および青年における注意欠陥多動性障害に対する薬物の有効性と安全性:ネットワークメタアナリシス)

安全性の結果については、薬物ランクによれば、LDX(リスデキサンフェタミン=ビバンセのこと)は睡眠障害(39%)、食欲不振(65%)、および過敏性などの行動上の問題(60%)を引き起こす可能性が高かった。



Pub Med(2018年9月)

Comparative efficacy and tolerability of medications for attention-deficit hyperactivity disorder in children, adolescents, and adults: a systematic review and network meta-analysis.  (小児、青年および成人における注意欠陥多動性障害に対する薬物療法の比較有効性および忍容性系統的レビューとネットワークメタアナリシス)

臨床医による評価ではリスデキサンフェタミン(ビバンセ)も含めてADHD薬はプラセボより効果があるとされたが、教師の評価ではプラセボと差がなかった。



ちなみに、ADHD薬のインチュニブに加え、今回のビバンセの製造販売をする塩野義製薬(この会社は他に抗うつ薬のサインバルタや、今年から発売されたインフルエンザ薬、ゾフルーザも持っています)の2018年(4月~12月)の売上高は、2652億円、うちサインバルタは186億円、インチュニブは39億円、ゾフルーザはなんと99億円です。



 塩野義製薬のホームページをのぞいてみると、「知って向き合うADHD」というページがあります。そこでは薬の「く」の字も出てきません(このあたり、すでにADHDへの薬物療法が定着している印象を強くしました)。そして、そのページを監修しているのは、「一般社団法人 日本発達障害ネットワーク 理事長 市川 宏伸 先生」です。

 ちなみに、市川氏と製薬会社のつながりを、以前紹介したデータベースで調べたところ、以下のような結果です。ご参考までに。

 


  


Posted by ひよこ at 06:00Comments(0)

2018年07月21日

精神科へいけば安心

暑い日が続きます。
大阪北部震災、先日の水害
被害にあわれた皆様が、一日も早く元の生活に戻れますように。

かこさんのブログから
以下引用

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大阪北部地震と精神科


2018-06-20 14:00:15



 大阪北部地震で被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。



 それに関して、大阪在住の方からメールをいただきました。

 災害が起こるたびに、「不安や不眠」に対して精神科が「活躍」するのはいつものことですが、今回の大阪でもやはり同様のことが起こっているようです。

 大阪ローカル放送局やケーブルTVで、しきりに「子供の心のケア」についての放送があるそうです。「子供が不安がっていたら心療内科へ連れて行って、適切な処方など治療を受けさせて下さい」と。

この方自身、20年近く精神科に苦しめられ続けているため、看過できない心境とのことでした。TVもラジオも不安を煽り、メディアに対しても怒りが湧いてくると。

ローカル番組ではあちこちで精神保健福祉士が出演し、「余震も続いており、特に夜などは大人でも恐怖で不安なのに、子供はもっと不安がっております。子供の心に異変を感じたら学校を通じてでも、必ず心療内科へ繋げて下さい。子供のサインを見逃さないで下さい」みたいなことを流し続け、コメンテーターと言われる人たちも、それに呼応するかのように、「精神科へ行けば安心」といった感想を述べます。

ある番組では露骨にも、「不安で眠れない日が続けば睡眠薬も服用なさって下さい。睡眠薬は大変安全な薬です。熟睡する事で不安感も激減します」と言っているとか。



7月11日は「世界ベンゾ注意喚起の日」です。そんな流れがある一方で、メディアにはこうした「無責任」な専門家信仰があります。

あまりに安易な服薬への誘導は、特に相手が子供であったら、リスクを伴うものであると、711は、安易な服薬への「注意喚起」の日なのです。

大阪の方がこれを読まれましたら、どうかチラシの配布をお願いします。

薬についての正しい知識を持つことは、自らを含めて周囲の人たちの健康を守ることにもつながります。



表紙
http://w-bad.org/wp-cont…/…/2017/04/Japanese_Flyer_front.pdf

裏面
http://w-bad.org/wp-conte…/…/2017/04/Japanese_Flyer_back.pdf


***********************************************************************

少し、前の記事になります。

子供が不安がっていたら心療内科へ連れて行って、適切な処方など治療を受けさせて下さい

このようなことが、メディアで流れているとのこと。
不安でたまらない、どうしたらいいかわからない、そんなご家庭は、きっと、よくなると信じてしまいます。
昨日は、カジノ法が成立したとのこと。
これから、世の中がどのようになっていくのか、
いろいろ考えてしまいます。








  


Posted by ひよこ at 07:12Comments(0)

2018年07月02日

富山の事件

最近、ニュースをみるたびに、胸が痛い。

富山の事件。
21歳の男性。
取り返しのつかない事件。

その一方で、家族を思う。
21歳の子が、生まれてから、この年になるまでの年月の事を。

家族だけでは、抱えきれない、けれど、それに対応してくれるところは、どこにも、ない。

警察を呼んでも、その時だけ。
これから、どうすれば、いいか、分からない。
波がおさまるのを待つしかない家族。

しんどい世の中。




  


Posted by ひよこ at 08:42Comments(0)

2018年05月18日

最近のニュース

ここ数日のニュース。

自分が死ねないからむかついて刺した

かっとなって

こういう事件を見聞きするたびに、その背景には、向精神薬の影響があるのでは?と連想してしまう。

精神科、心療内科の医師がどうのこうのというわけではないが、
何にせよ、薬を飲み続けた結果、どうなっていくのかは、皆、分からない。
不確実性に耐えながら、現状維持を続けていくしかないのか?








  


Posted by ひよこ at 21:51Comments(0)

2018年04月26日

サインバルタ 抗うつ剤ですが

サインバルタ 抗うつ剤ですが、
慢性腰痛の痛み止めで処方されることもあるということをご存知でしょうか?

以下、ネットからの引用---------------------------------------

2016年3月18日、セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬デュロキセチン(商品名サインバルタカプセル20mg、同カプセル30mg)の適応が追加された。新しく追加された適応は「慢性腰痛症に伴う疼痛」で、1日1回60mgを朝食後に経口投与する。1日20mgより開始し、1週間以上の間隔をあけて1日20mgずつ増量する。

 なお本薬は、2010年1月に「うつ病・うつ状態」の適応で承認され、その後、「糖尿病性神経障害に伴う疼痛」(2012年2月)、「線維筋痛症に伴う疼痛」(2015年5月)と適応が追加されている。

 有訴者率が多い腰痛症は、確定した定義はないものの、主に疼痛部位、発症からの有症期間、原因などから定義されている。部位としては、一般的に触知可能な最下端の肋骨と殿溝の領域に位置する疼痛とされている。

 腰痛症の中でも発症から3カ月以上疼痛が持続するものを慢性腰痛症と定義している。日本整形学会および日本腰痛学会の「腰痛診療ガイドライン2012」によると、慢性腰痛症を含めた腰痛症の薬物治療としては、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)とアセトアミノフェンが日本と米国で第一選択薬となっている。

 デュロキセチンは、ミルナシプラン(商品名トレドミン他)やベンラファキシン(商品名イフェクサーSR)と同じセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)に属する薬剤である。SNRIはヒスタミン受容体やアドレナリン受容体に対して著明な親和性を示さない特徴がある。

 デュロキセチンの腰痛症に対する効果としては、既適応の線維筋痛症と同じく、内因性の疼痛抑制機構に関与するセロトニンとノルアドレナリンの再取り込みを抑制することで、下行性疼痛抑制系を賦活化し、鎮痛効果をもたらすと推測されている。

 本薬は、NSAIDsの効果が不十分な慢性腰痛症患者を対象に、国内で二重盲検並行群間比較試験が実施され、プラセボ群に対する優越性を示した。また50週間の長期投与試験でも、長期間にわたる鎮痛効果の維持が認められた。

 国内臨床試験では副作用(臨床検査値異常を含む)が50.9%に認められている。主な副作用は傾眠(20.1%)、悪心(10.2%)などであり、重大な副作用としてセロトニン症候群、悪性症候群、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)、痙攣、幻覚、肝機能障害、肝炎、黄疸、皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、アナフィラキシー反応、高血圧クリーゼ、尿閉が報告されている。

 今回適応が追加されたデュロキセチンは、自殺念慮、自殺企図、敵意、攻撃性などの精神神経系の重篤な副作用リスクが懸念されている。

 そのためデュロキセチンの慢性腰痛症への適応追加にあたり、厚生労働省は適正使用への留意を求める通知を出した。具体的には、本薬を投与する際は(1)最新の診断基準に基づき慢性腰痛症と診断した患者に限定して投与すること、(2)精神神経系の副作用発現リスクを考慮し投与の適否を慎重に判断すること――を求めている。

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こんな記事も見つけました。
以下引用。http://www.dr-mizutani.jp/pain-1
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最近の日本では、癌治療や緩和ケアなどの現場ではなく、軽症の痛みに対しても、サインバルタやリリカが異常なほどまでに処方されています。私はここで、これらの薬を癌性疼痛のような強い痛みに限り処方すべきだ、と言うつもりはありません。
しかし、昨今、あまりにも安易にこれらの薬が投与され、薬害が出ているケースが多すぎるのです。

たとえば、ある患者さんは、仕事で長時間パソコン作業を続ける負担のために、腰痛が強まりました。
その痛みは、普通に歩いて立ち座りできる程度でしたが、少しでも楽になれば、との思いから整形外科を受診したところ、サインバルタ60mg/日を投与されました(サインバルタは抗うつ薬ですが、通常私たちがうつ病の患者さんに初めて処方する場合、20-30mg/日です)。
この患者さんは飲み始めるとすぐにサインバルタの副作用である吐き気が現れ、しばらくすると買い物衝動が強まり、お金を使い過ぎるようになりました。
ネットで浪費してしまいました。怒りっぽくなり、大切な友達関係を無くしました。
この方は、躁うつ病(双極性障害)の素質があり、私のところに通院中でしたが、初めてその患者さんに会って2分診療の整形外科医は、そんな事情も知らず、また、門前調剤薬局の薬剤師も整形外科医に遠慮してか無頓着なのか、当院に問い合わせもなく、大量のサインバルタが処方されてしまいました。
(サインバルタは、うまく使えば非常に良い薬です。私もよく処方しています。しかし、一歩間違えればこのような躁状態を引き起こしますし、薬剤性の焦燥activation syndromeを引き起こし、自殺行為をも誘発します。実際、精神科・心療内科専門医でさえ安易にサインバルタを投与しており、その結果患者さんが自殺したケースも知っています)

また、ある老齢の女性患者さんは、陰部の違和感を訴え、内科→泌尿器科→婦人科と受診され、いずれにても異常無し、とされましたが、最後の婦人科ではリリカが処方されました。
リリカは「神経障害性疼痛」という、神経が圧迫されたり切断されたりした時の痛みに対しての治療薬ですが、この患者さんの場合、神経も障害されていませんし、そもそも痛みというより陰部の異常感覚(老齢期の患者さん、特に女性には比較的多い症状です。しばしば夫婦関係などに関して起きることは、どの診療科の先生方にも留意しておいていただきたいことです。)だったのです。このケースでもやはり、初期投与量から多く(150mg/日)、副作用が生じてしまいました。
リリカはふらつきや浮遊感などの副作用が生じやすい薬ですが、この患者さんでもそれが生じ、ふらつきから転倒してしまい、大腿骨を骨折してしまいました(手術となり、後遺症が残りました)。(このようなケースは多すぎて挙げるとキリがありません)

通常、医師は投与する薬の副作用について知っておきながら投与するのが常識ですが、サインバルタやリリカの投与に当たっては、その常識が機能していないようです。
これは、私が思うに、患者さんを楽にしてあげよう、という善意の処方ではなく、これらの高価な薬を大量に処方して儲けようとする(院内処方ならば処方する医者が儲けますし、院外処方でも間接的に製薬会社から便宜を受けるのです。製薬会社は、サインバルタやリリカは脳に作用する向精神薬でもあるのに、気楽に処方できる薬だとして宣伝しています。しかも、体格の大きな欧米人と同量の多量投与を勧めるのです。その理由は言わずもがなですが。)作為だと思うのです。
患者さんが痛みのような感覚を訴えれば「最新の薬で治してあげる」との偽善感情から安易な処方をする医師には御一考願いたいです。

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Posted by ひよこ at 22:21Comments(0)

2018年04月23日

4月23日付四国新聞 回復もたらす対話の力-オープンダイアログ-

平成30年4月23日付四国新聞の記事

回復もたらす対話の力

という見出しで、オープンダイアログのことが取り上げられていました。



記事をご覧になりたい方は、↓をクリック。大きな画面が表示されます。


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フィンランド発祥の精神科の治療法オープンダイアログが世界的な注目を集めている。
幻覚や妄想の症状がある統合失調症などの患者が、家族、医師、看護師らと共に対話を重ねることで回復がもたらされる。
薬物治療中心の従来の常識を覆す手法だ。日本でも対話のガイドラインが作られ、医療現場での実践が始まっている。
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オープンダイアログの主なポイント
①依頼から24時間以内に専門家チームと患者、家族らで対話をする。
②患者の症状が改善するまで毎日のように対話を続ける。
③患者に関わる重要な人物なら誰でも参加が可能。
④患者抜きではいかなる決定もしない。
⑤幻覚や妄想も詳しく語ってもらい、質問を重ねる。
⑥専門家同士が患者本人の前で話し合う。リフレクティング
⑦薬は出来るだけ使わない。
⑧対話の参加者は、答えのない不確かな状況に耐える。
⑨対話を続けることが目的で、副産物のように症状の改善がもたらされる。
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しかし、日本での導入には課題も多い。薬物治療や長期入院を中心とする従来の治療システムと対立し、保管も適用外。即時対応や継続的な態勢作りも困難が予想される。
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オープンダイおアログは、統合失調症の治療だけでなく、引きこもりや不登校、うつ病など、多岐にわたる領域での応用が期待されている。
医療機関に限らず、福祉や教育など、あらゆる対人支援の現場で応用することが可能
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現実に幻聴・妄想にとらわれている人と向かい合ったとき、このようなことが出来るのか?出来るのであればどんなにか救われたかと思う時がある。
実際には、病院で数人の看護師に囲まれて、注射。落ち着くまで、投薬や注射。
薬を飲まないという選択はゼロ。
薬を飲まなければ、注射で投薬。
副作用の震えやこわばりは、ある程度は許容範囲。副作用も、新たな薬で抑えていく。
医師は言う。
副作用があろうとも、それによって、過敏さが抑えられ、社会の中で生活しやすくなるための服薬。
長期入院と記事には書いてあるが、だいたいは3か月で退院。
それは、保険診療の点数という病院側の事情によるところが大きいとも聞く。
退院後の生活にまで、目を配ることは少ない。病院は、通院して服薬していることが重要であり、
その後の生活は、家族にかかっている。

入院中、通院中、いろいろな場面でのSOSに対して、
患者と家族、治療チーム3人の対話を実現できる場があればと思う。

オープンダイアログネットワークジャパンの医師は、オープンダイアログの実現を目指してはいるが、
今は耐えなければならない。社会の制度内では難しい。
と話していたが、このように新聞記事で取り上げられる、ニュースになるといったことが積み重なれば、
そう遠い話ではないのかもしれない。

  


Posted by ひよこ at 21:36Comments(0)

2018年04月19日

ハラスメントに思う事と、「茶色の朝」

財務次官のセクハラ
県知事の不倫

最近のニュースは、重箱の隅をつついてのあら探しのよう。
先日の小室さんの件で、そういったニュースも影をひそめるかなと思ったけれど。

財務次官のセクハラのニュースを見ながら、伊藤詩織さんのニュースを思い出している。
どうして、こんなにもメディアへの取り上げ方が違うのか?

テレビ朝日の女性記者は、伊藤詩織さんの覚悟の度合いが違うように思う。

財務次官がどのような方か知らないけれど、財務次官は財務省の中でどのような仕事をしていた人なのだろう。
みんな100%清廉潔白な人などいるわけがない。
聞き逃すことのできないセクハラ発言もあったのかもしれない。
でも、私たちが見聞きしているメディアは、事実の切り取られた一部分で、全体を見ることはできていない。
だから、ニュースや記事をそのまま鵜呑みには出来ないと感じてる。

ニュースや新聞を見聞きしながら、いい悪いは別として、違和感をずっと感じている。
国会中継を見ていても、このようなニュースを見ていても、相手を貶めよう、相手に認めさせようという、見ていて、しんどく感じる事が多々ある。
高橋源一郎氏の、
相手へのリスペクト(敬意)と自己へのサスペクト(疑念)がなければダイアログ(対話)は成り立たない。
という一文を思い出す。

茶色の朝 という本。
フランク・パブロフという人の本。
著作権放棄しているとのことで、ネットで検索すると全文読めますが、この場でも、引用。

今、世の中が、この茶色の朝のようになりつつあるような気がしている。


*********************************
『茶色の朝』

                 フランク・パブロフ

【全文】
太陽に向けて足を伸ばしながら、シャルリーと私は何を話す風でもなく、お互いが傍らで何を語っているのかにはさして注意も払わずに、頭の中にただ浮かんだ考えをやりとりしていた。

コーヒーをすすりながら、時間がただ過ぎるに任せているのは心地よいひとときだった。
シャルリーが彼の犬に(安楽死のための)注射をしなければならなかったという話を聞いた時には驚いたものだが、ただそれだけだった。
よぼよぼになった犬ころを見るのはいつも悲しいものだが、15歳を過ぎたとなってはいつの日か彼は死ぬという考えは持っておかなければいけない。

― 分かるだろう、あの犬が茶色だって押し通すには無理があったんだ。
― まあそうだが、ラブラドル犬が茶色であるべきだなんてあんまりな話だ。
  ということは、何か病気でも持っていたのかい?
― そういう問題じゃない。あいつは茶色の犬ではなかった。それだけさ。
― 何てこった、猫が処分された時と同じだっていうのかい?
― ああ、同じだ。

猫の時は、私は当事者だった。
先月、私は自分の猫を一匹手放さなければならなかった。
やつは白地に黒のぶちという悪い巡り合わせの(ふつうの)家猫だった。
猫の過剰繁殖が耐え難いというのは確かだったし、国家の科学者たちが言うところによれば、茶色の種を保存するのが次善の策だということもまた確かだったのだ。
茶色だけだ。
あらゆる選別テストが示すところによれば、茶色の猫がもっとも都市生活に適合し、子供を産む数も少ないし、そして餌も大変少なくて済むというということだった。
個人的には猫は猫だとは思うが、問題は何らかの方法で解決すべきなのだから、茶色ではない猫の排除を定める法令に従う他はない。
街の自警団が砒素入りの団子を無料で配布していた。
砒素入り毒団子は餌に混ぜられ、(去勢前の)雄猫たちは瞬く間に片付けられてしまった。
その時は私の胸が痛んだが、人というのはあっさりと早く忘れてしまうものだ。
犬の時はさすがに驚いた。
何故かはよく分からないが、たぶんそれは猫よりもずっと大きいからか、あるいはよく言われるように、人間にとっての輩(ともがら)であったからだろう。
いずれにしてもシャルリーは、私が猫を処分した時と同じくらい自然な体でそれを話していた。そして彼は正しかったのだろう。
感傷的になり過ぎたところで何か大したことが起きるわけではないし、犬についても、茶色いのが一番丈夫だというのも多分正しいのだろう。

お互い話すこともそれほどなくなったので、私たちは別れることにしたが、何か妙な印象があった。
あたかもそれは何か言い残したことがあるかのようだった。
あまりいい気持ちがしなかった。

それからしばらく経って、今度は『街の日報』がもう発行されないということを私がシャルリーに教える番だった。彼はびっくり仰天した。
『街の日報』はクリーム入りコーヒーを飲みながら、彼が毎朝開いている新聞だったのだ。

― 彼らが潰れたって? ストライキか、倒産か?
― いや、いや、犬の一件の続きのためだ。
― 茶色の?
― ああ、ずっとそうだったのさ。一日とおかずにあの新聞は国のこの政策を攻撃していたからね。
  挙げ句の果てには彼らは(国の)科学者たちの実験結果まで改めて疑いだしたんだ。
  読者達はどのように考えるべきか分からず、ある者達は自分の犬を隠すことさえ始めたんだ。
― そりゃ度が過ぎたようだな……
― おっしゃるとおり。新聞はついに発禁になってしまったというわけだ。
― なんてこった。三連馬券についてはどうしたらいいんだい?
― そりゃお前さん、『茶色新聞』でとっておきのネタを探すしかないな。
  もう新聞はそれしか残ってないんだから。競馬とスポーツについてはそこそこイケてるって話だ。
  他の新聞がみんな脇へ押しのけられてしまった以上、新聞が街には一つくらい残っていてしかるべきだろう。
いっつもニュースなしで済ますというわけにはいかないし。

その日はシャルリーとコーヒーをもう一杯飲んだが、『茶色新聞』の読者になるというのはなんだか嫌な気持ちだった。
にもかかわらず、私の周りのビストロの客達は前と変わらぬ暮らしを続けていた。
そんな風に心配する私がきっと間違っているのだろう。

新聞の後は図書館の本の番だった。
これまたあまり明快な話とはいえない。
『街の日報』と財務上同一グループをなしていた数々の出版社が訴追を受け、それらの出版社の本は図書館の書架への配架が禁止された。
それらの出版社が刊行を続けていた本をよく読めば分かることだが、一冊に犬や猫といった単語が一つは出てくる。
だがその単語に「茶色の」という言葉が常にセットになっているわけではない。
出版社はやはりそういうことは知っておくべきだったのだ。
派手にやり過ぎちゃいけないよ。
シャルリーは言った。
― 法の網の目をかいくぐったり、法律といたちごっこをすることを引き受けたって国民にとっては何にも得にはならないんだよ。あ、茶色のいたちね。

彼は周囲を見回して、万一誰かが私たちの会話を晒し者にすることがないように茶色のいたち、と付け加えた。
用心のために、私たちは文や語に「茶色の」と付け加えるのが習慣になっていた。
最初の頃はふざけて茶色のパスティスを注文していたものだが、結局のところ言葉遣いは変われば変わるものであって、わけもなく仲間内で我々が「この糞ったれ」と付け加えるような感じで、言葉や文章を「茶色」にすることをそんなに奇妙には感じなくなっていたのだった。
少なくとも、人々からよく見られていれば、私たちは静かに生きていられる。

そして私たちはついに三連馬券を的中させたのだ。
ああ、たいした金額ではないけれども、それにしたって私たちにとっては最初の当たり茶色三連馬券というわけだ。
そのおかげで新しい規則の煩わしさも受け入れられるようになった。

ある日、私はそれをよく覚えているのだが、チャンピオンズカップの決勝を見に家に来ないかとシャルリーに言った。
彼が来たとき、私は爆笑してしまった。
彼は新しい犬とやってきたのだ!
素晴らしいことにその犬はしっぽの先から鼻先まで茶色で、目まで栗色だったのだ。
ほうら、ようやく見つけたこいつは前の犬より情感豊かで、指一本動かすか、目をちらと動かすだけで私に従うんだ。
黒いラブルドル犬くらいで悲劇ぶるんじゃなかったよ。

彼がそう言い終わらないうちに、その犬はソファの下にもぐり込んで、頭がいかれたみたいにキャンキャンと吠えだした。
そいつは「たとえ茶色だからって、俺は主人にだって他の誰にだって従わないぞ!」と何かを相手に言っているかのように大声で吠えていた。
そしてシャルリーは突如何かを理解したようだった。

― いやまさか、君もか?
― まさしくその通りだ。見ろよ。

そこでは、私の新しい猫が矢のように飛び上がってカーテンをよじ登って箪笥の上に待避していた。
私の(去勢前の)雄猫も、毛並みも瞳も茶色だった。何て偶然の一致だ! 私達は大笑いした。

― そういうことだ。
私は彼に言った。
― いつも猫を飼っていたものだが、こいつもなかなかイケてる猫だろ?
― 素晴らしい。
シャルリーは答えた。

それから私達はテレビを付けた。
その間私達の茶色の犬と猫はお互いに横目で様子をうかがっていた。
どちらが勝ったのかはもう覚えていないが、素晴らしいひとときを過ごせたと思う。
安全だという感じがしたからだ。
それはあたかも、ただ単に街中の常識に従ってやってさえいれば、安心していられるし、暮らしもすっきり行くというかの如くだった。
茶色の安全というのも悪くはないもんだ。
勿論、アパートの正面の歩道ですれ違った小さい男の子の事を考えてはいた。
彼は足下に横たわる白いプードルの死体を前にして泣いていた。
だがいずれにしても、大人が言っていることをよく聞けば、犬が禁止になったわけではなく、茶色の犬を探せばいいだけだと分かるだろう。
茶色の子犬だって見つかるわけだし、私達のように、規則に従った暮らしをして安心できれば、昔のプードルのことなんかさっさと忘れてしまうだろうに。

そして昨日、信じられないことに、すっかり平穏に暮らしていると安心している私が、危うく街の自警団に引っ立てられそうになった。
奴らは茶色の服を着ていて、情け容赦のない奴らだった。
幸い、奴らはこの地区に来たばかりで、全員の顔と名前を覚えているわけではなかったので、私が誰だか分からなかったらしく、助かった。

私はシャルリーの所へ行った。
日曜、シャルリーのところでブロットをやるつもりだったのだ。
ビールを1パック、それだけを手に持って。
ビールをちびりちびりと飲みつつ、2~3時間トランプをやるはずだったのだ。

ところがそこには、驚くべき光景が広がっていた。
彼のアパートのドアは粉々に吹っ飛ばされていて、自警団の人間が二人、踊り場に突っ立って野次馬の交通整理をしていた。
私は上の階に行くふりをして、エレベーターでもう一度下へと降りた。
下では、人々がひそひそ声で話していた。

― だけど彼の犬は本当に茶色だったろ、ウチらだって見たんだから間違いないじゃないか。
― ああ、だけれども、連中が言うには、彼が前に飼っていたのは、茶色ではなく黒の犬だったそうだ。
  黒い犬だったんだよ。
― 前に?
― ああ、前に、だ。今では茶色以外のペットを飼っていたことも犯罪なんだよ。
  それを知るのは難しい事じゃない。隣近所に聞けば十分だろ?

私は足を早めた。
汗が一筋シャツに伝った。
以前に茶色以外のペットを飼ったことがある事が犯罪なら、私は官憲の格好の餌食だろう。
今のアパートの人間はみんな私が白黒の猫を飼っていたことを知っている。
以前に!そんなことは、考えてすらいなかった!

今朝、茶色ラジオ局はそのニュースを伝えた。
シャルリーは間違いなく逮捕された500人のうちの一人だろう。
最近茶色のペットを飼ったからといって、飼い主の心が変わったわけではないというのだ。
ラジオのニュースは続けて言った。
「不適切な犬あるいは猫の飼育は、それがいかなる時期のものであれ、犯罪です」。
アナウンサーはさらに、不適切な犬あるいは猫の飼育が、「国家侮辱罪である」とすら付け加えた。
そして私はその続きをしっかり書き留めた。
曰く、「不適切な犬あるいは猫を個人として飼育したことがなくとも、親族、つまり父、兄弟、あるいは例えば従姉妹がそのような色の犬あるいは猫を人生に渡って過去一度でも飼育したことがある場合には、その者は重大な係争に巻き込まれる恐れがある」とのことだ。

……シャルリーがどこに連行されたか、私は知らない。
だが、連中はやり過ぎだ。それは狂気だ。そして私は茶色の猫を飼ってさえいればずっと静かに暮らしいてられると思っていた。
勿論、茶色の連中が過去の洗い出しをすれば、猫や犬を飼っていた人間はしまいにはみんな捕まってしまうだろう。
私は夜中寝ることができなかった。
連中が動物に関する最初の法律を課してきたときに、私は「茶色」の話を信用すべきではなかったのだ。
いずれにせよ私の猫は私のものだったのだし、シャルリーにしたってそれは同じだったのだから、「茶色」には否と言うべきだったのだ。

もっと抵抗すべきだったのだ。だがどうやって?
連中の動きは実に迅速だったし、私には仕事もあれば日々の暮らしの悩みもある。
他の連中だって、少しばかりの静かな暮らしが欲しくて手を拱いていたんじゃないのか?

誰かがドアを叩いている。
明け方のこんな早い時間には今までなかったことだ。
日はまだ昇っていない。外はまだ茶色だ。
だけれど、そんなにドアを強く叩くのはやめてくれないか。
今行くから。

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Posted by ひよこ at 22:46Comments(0)

2018年04月15日

”子供は精神科へ連れて行かない事”田中幸子さんのブログから

子どもは精神科へ連れて行かない事
落ち着きがないからと言って、発達障害かどうか疑わない事。
成人までの20年?18年になったっけ?
自分は、いろいろな事に気付くのが遅かった。
過去へは戻れない。今朝、田中幸子さんのこのブログを読んで切ない気分に。後悔?
今、子育てされてる方、もし、目を通されたなら、ちょっと、立ち止まって、考えるきっかけになればと思い、
以下、引用。
田中幸子さんのブログはこちら http://ken0314.blog.fc2.com/blog-entry-2181.html

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子どもは精神科へ連れて行かない事


また 一人の子供が逝ってしまった

    不登校の子供を 精神科に連れて行っても
       不登校は改善されない

 数学が苦手な子供に
    精神薬を飲ませても 数学が解けるようにはならない

友達が少ない子供に
精神薬を飲ませても友達は増えない

    男の子は女の子よりも 発育が遅い子が多い
  知能も・・・
身体も・・・

小さい頃に なんでも親がやってあげ
   幼稚園に入るから・・
小学校に入るから
   と
自分でやるように・・と言われても
 子供は戸惑うばかり

  少しずつ 一つずつ
     がまんも教える

   してはいけないことも教える

人への迷惑も教える

    学ぶことが楽しい環境も 作ってあげる

そして
 誰よりも 親が 自分の子供を認め
 あきらめず
   繰り返し しつける

 3歳とか小学生で
  ウロチョロして 落ち着きがないからという理由で
   おとなしくなる精神薬を飲ませてはいけない

精神薬を飲んで
落ち着いたのではなく
ボーっとなりだるいから おとなしくなっただけ

   麻薬と同じ成分の精神薬

子どもの脳は破壊されていく

   アルコールが子どもに禁止されているのは
      成長途中のやわらかい子供の前頭葉が
          侵されて破壊されていくから

   たばこのニコチンも同じ
   だから 未成年は禁止されている

 それらの何倍も強い 破壊力のある
精神薬を子供に飲ませているなんて  おそろしいこと

  親の言いなりになる子供を求めてはいけない

 子供の成長に 優劣付けてはいけない

     ひとりひとり 違ってあたりまえ

  ウロチョロと落ち着きのない子供が
 思春期になり
  女の子は生理・・・男の子は声変わり
それが過ぎても
  ウロチョロ落ち着きがないなら
     其の時は 話合ったらいい・・子供と

 20代の女の子
   美容師として働いている

   姉に頭脳の良さは持っていかれて
     自分は勉強が苦手でした・・と話してくれた

その子は 美容師で生計をたてている

頭脳明晰で有名国立大学を卒業した姉は
   今 フリーター
     親の世話になって暮らしている

   極端かもしれないが
     国語数学英語理科体育美術等々
学校の勉強が優秀だから
   有名大学を出たから
      
    幸せになるわけではない

   その子が得意としている事を伸ばしてあげる教育が
        真の教育だと思う

    職人になるのもいい
     農業や漁業をやるのもいい
 左官屋さんになるのもいい
 植木屋さん
  料理人  美容師 理容師
       
     警備員  清掃 なんでもいい

 自分の子供は誰に似ているのか
  自分に似ている

遺伝子は自分たちの遺伝子

  他の子は他の人の遺伝子
    だから 比べてはいけない

ましてや
勉強ができないことや運動が苦手なこと
  落ち着きがない事を
 子供個人の責任として
     障害という レッテルを  親が貼ってはいけない 
そして まだ発達途上の子供に精神薬を飲ませるなんて

   学校は無責任
   手のかかる子供は 面倒くさいから
 クスリでも飲ませて
おとなしくさせておけばいい

大人になった時に  廃人になろうが
   重度の精神疾患者になろうが  知ったことではない

死んでも学校が悪いのではなく
   子どもが障がい者だから・・という理由付けになる

    今の発達障害の流行は怖い
  誰もかれもが
   発達障害の専門家のように
  あの子は発達障害だと思う
     この子も発達障害だよ・・・などと決めつけて

親に 精神科に行ったほうがいいよ なんて勧める

    どこまで無責任なのだろうか

子供時代は 18年だけ

   ゆっくり子育てを楽しむことです

二度と 今の時間は戻らないのですから

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Posted by ひよこ at 06:27Comments(2)

2018年04月13日

こども食堂に思う事

今朝のラジオで、こども食堂の事を話題にしているのを耳にした。
こどもが一人でも安心していくことのできる場所。
が基本だそうだ。
こども食堂は、貧困で晩御飯を食べることのできない子供への援助というイメージがあったが、
どうやら違うらしい。
貧困は貧困でも、金銭面ではなく、精神面の貧困を指しているのだろう。

こどもではないが、中年の男性。職なし、金なし、一人暮らし。
生活困窮者。
こども食堂は、こどもに限るのだろうか?
こどもに限らず、孤立している大人も少なくない。

大人の方が、やっかいなのではないかい?

今日も政治は、重箱の隅をつつくような、揚げ足取りのような、あれこれ。

  


Posted by ひよこ at 22:00Comments(0)